@article{oai:kuis.repo.nii.ac.jp:00000150, author = {綿貫, 啓子}, journal = {Scientific approaches to language}, month = {Mar}, note = {P(論文), 日本語の後置文の統語構造や派生について、本論では、スクランブリングを含む左方移動文と後置文との相違を中心に議論する。従来の分析は、後置される要素が名詞句を主な分析対象としてきたが、本稿ではまず、名詞句のほか、後置詞句や副詞などが後置されるデータを考察する。次に、Merchant (2004)での英語のFragmentの分析を援用し、語用の観点も視野に入れた分析を試みる。その上で、日本語の後置文は2つの文から構成され、右方に移動しているように見る要素は文の一部(断片)であること、また、この断片と先行する文とが解釈の段階であたかも新しい一つの文(主文)として振る舞うことを論じる。}, pages = {251--268}, title = {日本語の後置文 : 左方移動文との相違}, volume = {5}, year = {2006} }