@article{oai:kuis.repo.nii.ac.jp:00000149, author = {藤巻, 一真}, journal = {Scientific approaches to language}, month = {Mar}, note = {P(論文), 日本語の右方転移文にはさまざまな提案(Abe 1999, Endo 1996, Haraguchi 1973,井上1978、久野1978,黒木2005, Tanaka 2001, Watanuki & Hasegawa2003等)がなされているが、本稿では、慣用句の絡んだ右方転移文の新たな例を提示し、それが理論的にどのように捉えられるかを考察する。特に、左方移動による慣用句の固定性の違いを基に、右方転移文において、慣用句がどのような振る舞いをするかを観察し、左方移動における慣用句の区別が、右方転移文においても有意義であることを示す。理論的には、本稿における固定性の低い慣用句の右方転移文を扱っているTanaka 2001に基づく説明を試みる。そして固定性の高い慣用句の右方転移文も含め、本稿における現象は、proと左方移動の両方を含むTanaka分析によって説明が可能であることを示唆する。}, pages = {233--250}, title = {慣用句と右方転移}, volume = {5}, year = {2006} }