@article{oai:kuis.repo.nii.ac.jp:00000145, author = {上田, 由紀子}, journal = {Scientific approaches to language}, month = {Mar}, note = {P(論文), 「主語名詞句の人称制限」という観点から、統語論が扱うべきモダリティの領域を模索するものである。本稿では、主語の人称制限には、2つのタイプがあることを示す。一つは、モダリティに要求されるもの。さらに、人称制限に関わつているのは、E-modalではなく、D-modalの方であることを示し、意味的、語用的ばかりでなく、モダリティの2分化の統語的妥当性を明らかにする。もう一つは、補助動詞の特性によるものある。両者の違いは、表面上ではわかりにくいが、埋め込み文中での人称制限の消失の有無という点で異なる。主文と補文におけるこのような違いは、人称制限の現象が単に意味的、語用的側面だけでなく、統語的にも関与する余地のある問題であることを示唆することとなる。}, pages = {161--180}, title = {人称制限と統語構造}, volume = {5}, year = {2006} }