@article{oai:kuis.repo.nii.ac.jp:00000104, author = {外崎, 淑子 and トノサキ, スミコ and Tonosaki, Sumiko}, journal = {Scientific approaches to language}, month = {Mar}, note = {P(論文), 日本語の形態的に対応する「複他動詞・他動詞」交替には、「預ける・預かる」のように「〈与え手〉が〈受け手〉に〈もの〉をV」「〈受け手〉が〈もの〉をV」となるものがある。本稿ではこうした「複他動詞・他動詞」交替には、「預ける・預かる」タイプのように、両者が同じ事象で視点を変えただけのものと、「かぶせる・かぶる」タイプのように、両者の事象が独立したものの2種類があることを明らかにし、それらの統語構造を提案する。どちらのタイプも単独述語であっても複雑統語構造を持っているのだが、「預ける・預かる」タイプは、複他動詞構造と他動詞構造は平行的で、ただvの外項素性と、追加項を導入する主要部(Applicativehead)の与格素性のみが異なる。一方、「かぶせる・かぶる」タイプは、√Pまでが共通構造であり、それ以上が異なる構造であることを示す。}, pages = {205--220}, title = {「複他動詞・他動詞」交替の統語構造と語形成}, volume = {3}, year = {2004} }