@article{oai:kuis.repo.nii.ac.jp:00000100, author = {鎌田, 倫子}, journal = {Scientific approaches to language}, month = {Mar}, note = {P(論文), 補文の主要部ノとコトの選択に、補部のく特定性〉と補文の主要部の〈定性〉が一致するようにく定性選択〉が関係していることを以下の順で論じる。1)動詞文の補語となる名詞は主動詞のく叙実性〉ばかりでなくく現実モダリティ〉によって指示性の解釈を変える。2)主動詞のく叙実性〉とく現実モダリティ〉により決まるく事実性〉によって補文の主要部のノとコトの適格性が変わる。3)〈事実性〉と補部の名詞のく定性〉により決まるく特定性〉によって、補文の主要部ノとコトの適格性が変わる。4)主動詞の種類や場面により、補部に定か不定の補文を必要とする場合、補部のく定性〉により主要部が決定される。以上から、補文の主要部ノとコトは補部のく特定性〉により以下の〈定性選択〉を受けると結論する。〈補文の主要部ノとコトの定性選択説〉(略称く定性選択説〉)1)統語機能として、ノは「定名詞節」、コトは「不定名詞節」を形成する。2)補文の主要部は、補部のく特定性〉によって選択され、〈特定性〉が高い場合にノを、低い場合にコトをとる。}, pages = {113--128}, title = {補文の主要部ノとコトの定性選択}, volume = {3}, year = {2004} }